今回ベース車両はBw’s100です。
なんでBw’sにしたかって、そりゃもちろん、12インチで剛性の高そうなフレーム
なおかつサスがヤマハ車の中では一番?という、めちゃめちゃ長いものが入れられるためストロークを稼げます。
さらにフロント側にスペースが大きくありますので、ラジエターの装着も比較的容易そうという理由からです。
さて今回も実は相当な苦労がありました。
なんつってもEU仕様車なんです。 台湾Bw’sに比べて何がつらいのか書き記します。
- テールランプが違います。ウィンカーが外に出っ張っていてやたらゴツいリアフェンダーとなります。
- 05モデルのカウルはファイヤーパターンです。
- ライトはON OFFのほかにポジションランプの設定があります。
- ハーネスが台湾4VPとは違い、CDIも互換性はありません。
- ライトのバルブが日本ではほとんど手に入らないらしいです。
他にも細かいところは違うところがあるような無いような感じですが
私はとりあえずハーネス関連を全て台湾仕様に取り替えました。そうやってデジタルCDIを装着しました。
ヘッドライトとテールランプのカプラーをバラシてつなぎ変えました。
エンジンは5DAの50ccベースに乗せ変えてあります。なぜかってそりゃ 早くなりそうだからです。
で、2006年~2007年までの流れをかいときます。 ぇぇ、自分のためにです。
5DAに2FASTキットを乗せた2006年
合わせてセットは
TZMリード+PWK28+WJワンオフチャンバー+KN企画フロントフォーク+マロッシRS24-10を装着。
何度かテストした挙句エンジンパワーに足が付いてこないということでリアサスをQJ-1へ変えました。
さらにフロントがシグナス用RPMフォーク、リアサスをMSPに変更しました。
駆動のセットは旧型オーバーレンジを使用で2006年はSS1/32 SB-GTクラスでWR樹立。
足回りとセッティングに悩んだ2007年
オーバーレンジに純正ベルトを使っていたらクランクがぽっきりお亡くなりになったのでクランク変更。
ついでにロングコンロッドに変えたクランクを装着、5mmスペーサーで1次圧縮の変化でのセッティングに苦労。
スクーターミーティングで2007年で最初のSS参加となったけど、こんなにステキライダーに乗車してもらってもマシンが不調でどうにも振るわなくて残念でしたが・・・
最後の最後にHYPERINT CUPの存在を知り、オヨヨさんにアドバイスをもらいながら現地セッティング、リードバルブから駆動まで全部マロッシにして、クラッチだけST6のものを使用、オーバーレンジを新型へ変更、キャブもKOSO32へ変更。最後の一本でやっとヨッチャン先生乗車で2007年もSS1/32 SB-GTクラスWR樹立成功。
こうして有名ライダーという人に恵まれているのは2種スクーターレースS-1 GPに参加しているからだと思います。 マジ感謝ス。 乗る人いなけりゃSS不参加は確定なので(笑
sbgt061022wr.wmv こちらが2006年 SB-GT WR樹立時の1本 (ライダー:タルキチさん)
20071104145057.wmv こちらが2007年 SB-GT WR樹立時の1本 (ライダー:ヨッチャン)
Bw’sでのSS 1/32mile 参加までの記録。 S-1 GPの記録は別に書きます。