PWKタイプ パワージェット付
その昔、OKO,KOSO,等 PWKタイプのキャブレターはたくさん出回ってたのもここを読むなんてマニアックな皆は覚えてるよね。
痒い所に手が届くじゃん!的なやつ。
PWK28と同等のスモールボディサイズながら34㎜まであったり、スペース的に限られるスクーター等のモアパワーを狙える&安価でいろんな人がチャレンジしたことでしょう。
ワタシもさ、OKOは当時あんまり評判良くなかったのでKOSO32とか10年以上前に試したんだけどやっぱり問題あったの。 最初は早い。パワーもでる。 でもレース中にだんだんおかしくなってくる。
メッキがおかしいのか、精度が出てないのか。 色んな考察をするも私の周りの皆さん、同様にだんだんおかしくなっていく怪現象と戦うんよ。 結局のところジェッティングはエンジンブローに直結するためやはり海外製のPWKタイプは信頼度が薄いんよね。
そんな中、SWRの存在は知っていたもののKEIHIN以外の、いわゆるPWKタイプといわれるキャブレターはあぶねーから手を出さないできました。
しかも2FASTならVHST28という超優秀なキャブレターがあり、細かくセッティングができるのでバシっと決まると最高にキモチの良い加速をします。…28なりに。
でもね、やっぱ200㏄オーバーのシグナスと戦うとなると、28じゃ心許ないんよ。そうするとイタリアPOLINI CUPでは30㎜までが規則なのでVHSH30をイタリアの皆様使っているようです。 が、これがむちゃくちゃシビア。 超シビア。 何だよシビア。 決まると早いけど。
でも230㏄とかの加速にはさすがに競り負けたり、イイトコ同等レベルなので、再チャレンジ30㎜オーバー!
という、長い物語と前置きを綴りましたが今回チョイスしたのがこちら
CARBURATEUR 34MM SUNWORLD TYPE PWK
略してSWR34ね。 KOSOとかへの供給元らしいよ(未確認)
コレ、パワージェットがついてるのよ、このホースのところ。フロート室から負圧でガソリン引っ張ってきて補助する役割っていうか、薄くなる領域をカバーとかまぁおそらくそんな感じみたいよ
とりあえず最初についてるのは MJ 160 SJ 55 needle JJH カッタウェイ34-4.5
フロートレベルは19㎜だけど、私のインテークシステムだとキャブレターはめちゃくちゃ傾くのでフロート調整が必要になるのは過去の経験で知っているわけで。
まともに測ったことなかったので今回はフロートレベルゲージを買ってみた。 でもコレ精度全くないのでノギスで全然よかったわ。…もう軽い事故www
でね、あとでちゃんと合わせた状態で測ろうと思うけど、まぁ、ネットをうろついて大体のところ22㎜から始めてみることにします。
もうね、22㎜~23㎜にしたらね、ガソリン不足でストレート一本でガス欠になるわけよ。
今は20‐21㎜で様子みてるよ 20㎜にしたらちょいちょいこぼれてる感じ?